◆佐々木俊尚のネット未来地図レポートVol25より
ケータイ小説に見る「大きな物語」の復権とロードサイド文化
というテーマの中の1部でとても共感できる部分があったので
紹介します。
<引用>
アットコスメは化粧品のクチコミサイトで、20代~30代の女性が中心層だ。
そしてこの日本の一般的な女性層とリアルに近いユーザー層を持つサービスでは、
化粧品の情報を検索して調べるという行為よりも、ランキングの方が好まれているという。
私の取材にアットコスメの吉松徹郎社長は、こう話している。
「日本人は自分に会うものを徹底的に探すことよりも、『他の人が何を使っているのか』
がより気になる民族だ」と話す。「アメリカ人はどちらかというと検索が好きだけれども、
日本人はランキングの方が好みだと思う。アットコスメも最初の30 万人ぐらいの規模の
ころは検索システムが好まれたが、会員数が増えて100万人を突破してからは、
ランキングの方が好まれるようになった」
ランキングというのは、レコメンデーションシステムの中で再定義すれば、
「マスの購買行動総体をただひとつの要素としたレコメンデーション」である。
他の人が何を使っているのか、という要素だけを取り出し、ユーザーの属性など
は無視してその要素だけをもとにレコメンデーションするというのは、
それはイコール商品のランキング上位そのものである。このランキング志向は、
「自分がマスとつながっている」「自分が他の多くの人と共感している」
という安心感へとつながっている。
私もECサイトのランキングは凄く気になりますし、ランキングから商品を渡り歩いて
検討することも少なくありません。
また実際そんなに欲しい商品はないけど、参考にしたい場合にランキングがあると
つい見てしまいます。そのような状況でつい購入してしまったという方も多いのでは
ないでしょうか。
またYahoo、Googleが検索ワードランキング、急上昇キーワードランキングなどを
公表していますが、日本人にとてもあっていると思います。
知らないキーワードがあるとつい調べたくなる。日本人はその傾向が強いのだと思います。
ケータイ小説に見る「大きな物語」の復権とロードサイド文化
というテーマの中の1部でとても共感できる部分があったので
紹介します。
<引用>
アットコスメは化粧品のクチコミサイトで、20代~30代の女性が中心層だ。
そしてこの日本の一般的な女性層とリアルに近いユーザー層を持つサービスでは、
化粧品の情報を検索して調べるという行為よりも、ランキングの方が好まれているという。
私の取材にアットコスメの吉松徹郎社長は、こう話している。
「日本人は自分に会うものを徹底的に探すことよりも、『他の人が何を使っているのか』
がより気になる民族だ」と話す。「アメリカ人はどちらかというと検索が好きだけれども、
日本人はランキングの方が好みだと思う。アットコスメも最初の30 万人ぐらいの規模の
ころは検索システムが好まれたが、会員数が増えて100万人を突破してからは、
ランキングの方が好まれるようになった」
ランキングというのは、レコメンデーションシステムの中で再定義すれば、
「マスの購買行動総体をただひとつの要素としたレコメンデーション」である。
他の人が何を使っているのか、という要素だけを取り出し、ユーザーの属性など
は無視してその要素だけをもとにレコメンデーションするというのは、
それはイコール商品のランキング上位そのものである。このランキング志向は、
「自分がマスとつながっている」「自分が他の多くの人と共感している」
という安心感へとつながっている。
私もECサイトのランキングは凄く気になりますし、ランキングから商品を渡り歩いて
検討することも少なくありません。
また実際そんなに欲しい商品はないけど、参考にしたい場合にランキングがあると
つい見てしまいます。そのような状況でつい購入してしまったという方も多いのでは
ないでしょうか。
またYahoo、Googleが検索ワードランキング、急上昇キーワードランキングなどを
公表していますが、日本人にとてもあっていると思います。
知らないキーワードがあるとつい調べたくなる。日本人はその傾向が強いのだと思います。