
昨日は「明日の広告」の著者に聞く、ソーシャルメディア時代のコミュニケーションのセミナーに参加してきました。講師は佐藤尚之さん。
今回のセミナーに参加して強く感じたのは次のことです。
「高い情報価値を提供し、共感をしてもらうこと」
一言でいうとこれに尽きるのではないかと思います。
現在では情報洪水が起こり、受け取る情報の量が莫大に増えたとはいえ、高い情報価値が提供出来て、共感してもらえれば人のココロに響くということは昔も今も変わらない、ましてや未来についても言えるのではないかと思います。
それだけ上記の考え方がいかに重要かということを自分では感じました。
「情報価値」という言葉は福田敏也さんのセミナーでもキーワードとして使われた言葉で、今回の佐藤尚之さんのセミナーを受けて更に自分の中での考え方が明確になりました。
また同じ言葉が違う方から発せられるということは現在において生活者と人、企業を結びつける為のとても重要なキーワードであるということを強く感じました。
その他印象に残ったもの(ものすごく共感できた部分)としては下記があります。
・佐藤さんが今の情報は主にツイッターで受動的に仕入れているという点
【情報の流れ】
(以前)マスメディアからの一方的な情報を生活者は受け入れていた。
(現在)ソーシャルメディアで仕入れた情報(自分が共感出来る)を確認する為
にマスメディアを使う。
・社会貢献が問われる。
ソーシャルメディアを使ってどううまく使えるかが鍵(自分でも考えようと思います)
・SIPSの法則
こちらは今は深く触れないで欲しいということをセミナーでおっしゃられていたのでこのブログでは取り上げませんが、AISAS⇒SIPSへのシフトは既に多くの箇所で起こっているのを感じます。
特に私はAISASのSearchの部分の仕事に現在従事していますが、SearchはIdentifyの一部であるという言葉に強く共感出来ました。
時代が変わるのは早いと実感しつつ、この流れについていかなければいけないという危機感を感じたのも事実です。
本来であれば書きたい事がまだまだあるのですが、次回はもう少し共感できた部分について掘り下げてこのブログで取り上げようと思います。
佐藤尚之さん、福田敏也さんのセミナーで自分の中で考え方の整理が出来、また知識を蓄えることが出来、大変満足しています。
・佐藤尚之さんのブログ www.さとなお.com
⇒カテゴリ「広告関係」に今回セミナーでお話頂いた内容も記載されています。
・福田敏也さんのブログ PEACE!
⇒「その情報は、情報価値がないから流通しない」に考えを纏められています。参考になります。